【あらすじ】
左目にケガを負ったことでボクシング生命を絶たれた一弥(かずや)は岳(がく)という才能あふれるボクサーのトレーナーを担っていた。
岳は一弥のために勝つと言い切るほどに一弥を慕い、心酔していた。
ある日減量の目標まであと少し…というところで少しでも体重を減らすため、一弥は悪戯半分、岳のすね毛とアンダーヘアを剃っていた。そんな中、普段感情を表に出さない岳の扇情的な表情が見え、一弥は思わず岳に手を出してしまう…。
【感想】
ボクサーとトレーナーという関係にそそられます。日々の体調管理から、メンタルの管理、そしてリングの上でタオルを投げるのもトレーナー。そんな支配と被支配の関係がぞくぞくするっ!
また、岳は一弥のことが好きでたまらないという犬系受けなので、一弥から結構きついことを言われても「遊びでもいいから」と言って食い下がったり、寒い中家の外で一弥を待ち続けます。そんな岳の犬ッコロスピリッツにぎゅんぎゅんしました。
一弥は自身の目のことを二の次にしてでも岳の試合を優先し、岳は一弥に勝利を捧げたい。二人がお互いを想い合う気持ちは強く優しいものでした。
特に一弥は自分の目が岳の足を引っ張るのではないか、と当初は突き放しにかかります。が、結局根負けしてからは腹をくくり、世界一男らしい一言を放ちます。
出典:【犬と欠け月】 ウノハナ
これは言われてみたい一言…。うらやましいぞ岳よ…。
絵の綺麗さもさることながら、ウノハナ先生はキメ台詞とそのコマワリの魅せ方が上手な先生なので、ぐっと持っていかれます。
ただ、これは私が病気レベルなので仕方がないことなのですが、痛さがあと一歩足りなかった…(´・ω・`)
一弥にはもうしばらく岳を拒否してほしかった
このぐらい痛くしてもらえたら最高です!!※以下、妄想です
- 試合となり身体もメンタルもボロボロになる岳
- それを見てもまだ覚悟が足りないと攻める一弥
- ついに入院してしまう岳
- 後悔し、謝罪。ボクシングをやめても構わない。とにかく生きていてほしいとすがる一弥…。
という泥沼、共依存、執着系が好きです(´・ω・`)もやはほぼほぼ病気なんですけどね。
今シーモアさんでクーポン配布してて30%オフなので、続きを購入しようかどうか大変迷う午前四時半WWWWW