BLと台湾と私と健やかな日々

病める時も健やかなる時も、そばにいてくれたのはBL

【俺は頼り方がわかりません】① 腰乃 感想

【あらすじ】

学生時代…成績優秀、常に周りから頼られていた牧野。失敗しらずだった男は就活と脱チェリーに失敗し、ナニがオッキしなくなってしまった…。

そしてやっとの思いで掴んだ就職先は驚くほどのど田舎…。そこでもまさかの不幸が牧野に襲い掛かる!!!

天候は最悪…ボートは転覆…そんな中地元民の清宮に救われほっと胸をなでおろしたのもつかの間…清宮の車のグローブボックスから男同士のくんずほぐれつしている雑誌がバッサバッサと落ちてきて…。

【感想】

腰乃先生の『部活の後輩に迫られています』がツボでこちらをシーモアさんで立ち読みしたのですが…。

牧野の失墜ぶりが切なすぎてなかなか手をつけられずにいた作品WWW優秀で頼りがいのある、安定感抜群の男だった牧野がひきこもりのくず男にWWW

しかも読者であるあたいまで恥ずかしくなるような失態の数々。

ただその描写が驚くほどリアルで人間臭い。牧野も清宮も全然主役格の男じゃない。飛びぬけた特技もなく、顔面もボディも大したことない。

だからこそ親近感がすごい!もうまるで従妹かそこらの話に思えてくるレベルです!

牧野のここが不憫ポイント
  1. インポテ〇ツ
  2. 体重53キロ(骨と皮)
  3. 薄毛(自己申告)

不憫ポイントがえぐいえぐい…。

車に乗せればガムばらまくし、要りもしないアイス買ってきちゃうし、運転できないし、女もびっくりのヒス起こすし、泣き出す…。生理かよwww

そしてそんなノンケ底辺の箇所個所にときめく清宮。絶滅危惧種かよ。

ちなみにあたいはレビューを書くとき必ず推しの一コマを探すようにしているんですが、ないないWWW

 

探すのに大変苦労しています。

 

でも内容は『部活の』に負けず劣らずめちゃくちゃ面白い!

では二巻の感想でお会いしましょう!!!!